SS

「ねむい……三秒で寝れるってこのことだな」
「そりゃ今、朝の四時だし。つか、なんでこんな時間にお前は俺の家に居んだよ!」
 欠伸を繰り返す相棒を横目に、ただ不思議でならない点を指摘した。それに対しその相棒は悪びれる様子などどこにもなく、しれっと答えを返す。
「寂しかったから」
 その言葉に、彼が置かれている状況を思い出した。
「あ……そっか、お前今家に一人なんだよな」
 しかもそれを一ヶ月も続けているのだ。自分がその状況に置かれてしまえば、きっとすぐ脆く崩れ去ってしまうだろう。そんな想像をして背筋が凍り付いた。
「うん。だから、花村と同じベッドで寝たいなーって」
「ば、馬鹿おまっ……!」
 まさかの言葉に言葉を失った。だって、ベッドで二人って、それ女とするもんじゃないの?
「やましい気持ちはないっつの。失礼すぎ」
「だ、だよなー! ……ごめん」
 焦る俺を見てにやにやしだしたと思えば、こいつは追い撃ちをかけてきた。
「あれ? もしかして花村、女性体験あんまないんだ」
「るせーよ……ったく、寝んならこっちきて早く入れよもう」
 表面は素っ気なく返したつもりだが、焦りや羞恥は完全に取っ払うことなどできるはずもなく、顔はまだ赤みを帯びていた。今からこいつと二人きりだなんて。
「じゃ、お言葉に甘えて」




――――
突発で!ごめんね!(どっこいおむすび君)
眠くて眠くて仕方ないのでかいた。主花なのか花主なのかわからないの書きたかった。粉砕玉砕大喝采した。眠くてテンションおかしいのでもう大人しく寝てくる

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